子供が生まれて買うものは、いろいろありますが、そのひとつがベビーカーではないでしょうか。
私の子供は小学生になったので、さすがにベビーカーは必要なくなりましたが、3歳~4歳くらいまでは、まさに必須のアイテムでした。
ひとことでベビーカーといっても、いろんな種類があります。
そのため、実際に購入するときは、しっかり考えて選ぶ必要があるでしょう。
正直、私は、そこまで深く考えずにベビーカーを買ってしまったので、あとから後悔するような出来事がいくつかありました。
そこで今回は、私の失敗談なども交えながら、新米ママさんたちのために、ベビーカーを選ぶときに大事なポイントを紹介します。
ベビーカーは夫婦でしっかり相談して選びましょう
当たり前のことかもしれませんが、ベビーカー選びで1番大切なことは、しっかり夫婦で話し合って決めることです。
というのも、我が家では、主人の意見だけで決めてしまったので、あとから後悔することが多々ありました。
もちろん、「お金を出すのは僕だから」という考えで、買い物の決定権を全て旦那様が握っている家庭もあるかもしれませんが、そうはいっても、実際にベビーカーをよく使うのは父親ではなく母親です。
だから、まずは母親である奥様が使い勝手のよいものを選べるように、旦那様任せにするのではなく、夫婦で相談して決めることをおすすめします。
ベビーカーを見た目だけで選ぶのはNG
私のベビーカー選びの一番の失敗は、選ぶのを旦那任せにしてしまったことです。
メーカーや商品名はあえて伏せさせていただきますが、私の主人が選んで実際に購入したのは、かなりサイズが大きめのベビーカーでした。(値段は5万円くらいだったと記憶しています)
「選んだ理由は、見た目の格好良さと安定感」という男性ならではの選び方だったのですが、のちのち色んなことに悩まされることになります。
当時、「ネット通販でベビーカーを注文した」と主人から言われて、私はさほど気にせずに、商品の到着を待っていました。
そして数日後、我が家にそのベビーカーがやってきて、私が思わず口にしたのが「デカくない?!」
実際に購入した主人は、「ネットで見たときは、外人さんの赤ちゃんが乗ってたから、そんなに大きいとは感じなかったけど~」と言うものの、身長148センチの小柄な私にとっては、とんでもなく大きなベビーカーに感じたのを覚えています。
たしかに、そのベビーカーは車輪も大きめでしたので、ちょっとした段差も軽々と越えれて安定感という点では優れていました。
しかし、小柄な私が押すには大変なことも多く、何より見た目がアンバランスで不格好な感じでした。(主人が押すなら格好良いかもしれませんが、普段使うのは私なので後悔。。。)
また、ベビーカーの中で赤ちゃんが暴れられるくらいのスペースがあり、広々と開放感があるのは最初は良さそうに思いました。
しかし、うちの子はそれがかえって落ち着かなかったのか、よくベビーカーの中で泣いていたのを覚えています。(このことについては、のちほど詳しく説明します)
極めつけは、スーパーに買い物に行ったとき!
大きすぎるベビーカーは、スーパーではかなり不便です。
コストコやイケアなどの外資系のお店なら、通路も広々しているから良いのですが、普段よく行くスーパーではそうはいきません。
方向転換するにも通路が狭くて、ひと苦労。。。
買い物を終えて袋詰めをするときも、狭いスーパーでは大きなベビーカーは邪魔ものでした。
大切なのは、使い勝手
先ほどのスーパーの話でもおわかりいただけるように、ベビーカーを選ぶ際に大事なのは「使い勝手」です。
特に「小回りが効く」というのはとても重要。これからベビーカーを買う人には、片手でも動かせるくらいの軽さのものをオススメします。
買い物をしていると、何かと手がふさがります。常に両手でないと操作できないベビーカーだと、不便に感じることでしょう。
そして、「持ち運びが簡単かどうか」も大切なポイントです。
車での移動時に、コンパクトに収納できるか
電車や地下鉄、バスなどの公共の交通機関を使う際にも、折りたたみが素早く出来て、スペースをとらないベビーカーのほうが、まわりの人にも迷惑をかけません。
また、ベビーカーに乗せていても、ぐずり出して抱っこになるケースはよくあります。
そのときもサッとコンパクトに折りたためたら、お母さんは助かります。
赤ちゃんが心地よく感じるかどうか
ベビーカーの選び方を考えるうえでは、「赤ちゃんが心地よく感じる」ということも大事なポイントです。
たとえば、うちの子は、抱っこをして寝かしつけるときは、じっとしているよりも、少し動いていたほうが、よく寝ていました。
なので、ベビーカーに乗っているときも、全く揺れを感じないよりは、多少の揺れがあったほうが、赤ちゃんにとっては心地よいのではないかと思います。
実際、私たち夫婦が最初に購入した大きなベビーカーは、ゆったりと広く、安定感抜群で揺れもほとんどなかったのですが、うちの子はそれが落ち着かなかったようで、よく泣いていました。
そのため、「バギー」と呼ばれる簡易式のベビーカーをお下がりでもらったのですが、うちの子は座るところしかなく揺れるバギーのほうが心地よかったのか、居眠りをよくしていたのを覚えています。
赤ちゃんは、お母さんに抱っこされているときが1番安心します。
子育てをしてみて、不思議だなぁと思うのは、どんなに暑い夏でも、赤ちゃんは抱っこを嫌がりません。
大人なら暑いときはなるべく、くっつきたくないですよね。
なので、夏場などは、スペースが広々としたベビーカーのほうが開放感があって良さそうだと大人は思いがちですが、赤ちゃんは多少窮屈でもフィット感があったほうが心地良いみたいです。(うちの子に限ってかもしれませんが)
こういった経験からも、ベビーカーを選ぶ際は、揺れを感じない安定感よりも、お母さんに抱っこされているようなフィット感を重視したほうが良いのではないかと思います。
買い物かごが置けるベビーカーは便利
イオンなどのショッピングセンターには、赤ちゃんが乗れるベビー用のカートが用意されています。
私も、車で買い物に来たときは、スーパーにあるベビー用のカートに子供を乗せて買い物をしますが、とても便利で快適です。
しかし、ベビーカーを押しながら、歩いてスーパーに買い物に来た場合は、そのまま買い物をすることになります。
そうなると、買い物かごを腕にぶら下げて、ベビーカーを押していくのですが、これが意外に大変。。。
買い物のときに、旦那様や付き添いの人がいれば良いのですが、毎回、買い物に一緒に来てもらえるわけでもありません。
なので、車をお持ちでないご家庭などは、スーパーで買い物をするときのこともよく考えて、ベビーカーを選ぶとよいでしょう。
まとめ
冒頭にお話しした私たち夫婦の失敗談からもわかるように、もし、時間を戻せるのであれば、ベビーカー選びは旦那任せにすることなく、夫婦でしっかり話し合って決めていたと思います。
最近は、ネットで何でも買える便利な世の中ですが、ベビーカーに関しては使い勝手が重要なので、お店に行って現物をさわって確認することも大事だと思っています。
以上、ベビーカーを選ぶ私なりの基準について話してきましたが、いかがでしたか。
今回の記事がキッカケとなり、あなたにピッタリのベビーカーが見つかると嬉しいです。
また、こういう声が、ベビーカーを作って下さっている技術者の方に届き、より快適なベビーカーが誕生して、子育てをがんばっているお母さん方の助けになっていくことを、心より願っています。
ありがとうございました。
執筆・監修

- Webライター。毎日、慌ただしくも楽しく働く一児のママ。特技は文字を書くこと、好きなテレビは『プレバトの俳句コーナー』、趣味は、LINEスタンプ作り
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