以前、「きなこ牛乳を飲むと胸が大きくなる」ということが、ネットの口コミ情報を中心に話題になっていました。
もちろん、きなこ牛乳を飲むだけでバストアップするのであれば苦労しないわけで、それだけでどうこうという話ではありません。
そもそも、なぜ「きなこ牛乳」にバストアップ効果があると話題になったのでしょうか?
きなこ牛乳にバストアップ効果があると言われる理由
きなこの原料は「大豆」です。
大豆には、大豆イソフラボンと言われる、女性ホルモンのエストロゲンに似た作用をもつ成分が含まれています。
エストロゲンには女性らしい身体を作る作用があり、エストロゲンが多く分泌されることにより、乳腺が刺激されバストアップが期待できます。
大豆イソフラボンを継続的にとることで、その作用は微量ながらも、エストロゲンの分泌が促進されバストアップ効果が期待できるというわけです。
さらに大豆には「土の肉」と言われるほど豊富な栄養が含まれています。
大豆に含まれる栄養素
●イソフラボン・・・女性ホルモン様作用、更年期障害予防作用
●たんぱく質・・・血圧調整、コレステロール値の低下
●糖質(オリゴ糖)・・・整腸作用
●脂質(レシチン)・・・動脈硬化予防、記憶力を高める
●ビタミンB群・・・疲労回復、美肌効果
●食物繊維・・・便秘の改善、がん予防
大豆に含まれる「たんぱく質」は、胸の土台となる大胸筋という筋肉を作り、肌にハリを持たせるコラーゲンの材料にもなります。また「炭水化物」や「脂質」は、乳腺の周りを守る脂肪になります。
数ある大豆製品の中で、なぜ「きな粉がよい」と言われるのか?
きな粉は、大豆を炒った後に細かく粉末状に挽いたものです。
きな粉は大豆製品の中でも、特に消化吸収がよく、イソフラボンやたんぱく質が体内に吸収されやすい特徴があります。
さらに一袋200~300円で手に入り、日持ちがいいので、経済的にも優秀。また、乾燥しているので、好きな量を、いろいろな食べ物と合わせて食べることができるのも良い点です。
また、きな粉と牛乳は、相性バツグンの組み合わせとも言われています。
植物性たんぱく質「きな粉」と、動物性たんぱく質「牛乳」を組み合わせることで、アミノ酸バランスが良くなり吸収されやすくなるからです。
きな粉牛乳の作り方
材料
きな粉 大さじ1、牛乳200cc
(エネルギー:167kcal)
・きな粉に少しずつ牛乳を加えていく
(プロテインシェイカーを使うとよく混ざります)
・それでもダマになる場合は、きな粉を少量のお湯で溶かしておく
きなこ牛乳を飲むときの注意点
早く効果を出したいからといって、大豆製品を過剰に摂取すると、ホルモンバランスや体のリズムを崩してしまう可能性があります。
きな粉牛乳はカロリーもご飯茶碗1杯分あるので、1杯を目安に続けるとよいでしょう。
飲みにくければ、蜂蜜など甘みをつけると飲みやすいです。
実際に毎日きな粉牛乳を飲んだ人のネット上の口コミ
飲み始めて3日後、なんとなく成長痛のような、胸が痛くなる感じがしました
数日後、今までつけていたブラがきつく感じました
飲み始めてから毎朝きちんとお通じがあるようになりました
開始後1ヶ月、ブラがきついので下着屋へ行くと、BカップがCカップに変わっていました。その後生理前にはCカップでもきついので確実に胸自体が大きくなっています
最後に
当然個人差はありますが、毎日きな粉牛乳を飲んで、胸のハリを感じたり、実際に大きくなったという人がけっこういることに驚きました。
きな粉は安いですし、いつもの牛乳1杯に混ぜるだけなので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。
執筆・監修

- 体によくないとわかっていながら深夜のおやつが欠かせない管理栄養士。ライター歴10年。
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