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ユマニチュード®市民公開講座を受講した感想

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2018年10月8日(祝)福岡市の早良市民センター(福岡市早良区百道2-2-1)で「初めて知るユマニチュード®」という一般市民向け講演会が開催されました。(参加無料・定員500名)

この講演会は、現在福岡市が提唱している「認知症フレンドリーシティ・プロジェクト」からのひとつの取り組みで、認知症の家族を持つ私にとっては、すごくためになる内容でした。

今回は、私と同じように認知症の家族を持つ方々に、少しでもお役に立てればということで、講座を受講した感想などを体験談として綴ってみます。

ユマニチュードとは

ユマニチュードとは、フランスで1979年に開発された「認知症の方に対するケア技術」です。

私は医師ではありませんし、介護職に就いているわけでもないので、専門的な内容についてはのちほど参考記事のリンクを掲載しておきますが、家族が認知症になったときに、まず悩むのが「どのように認知症の家族と接するか」ということではないでしょうか。

私の体験談から言うとすれば、認知症が進んでしまうと病院には行きたがりませんし、介護を拒否して怒り狂うときもありますし、とにかく家族の言うことを聞きません。

そのため、一緒にいる家族が疲弊してしまう、それが認知症の特徴だと言えるような気がしますし、実際に認知症の家族を持つ方は身に染みてわかるのではないでしょうか。

しかし、私たち家族の接し方が間違っていることで、そういった状況が生じているのであれば、「どのように認知症の方と接するか」ということを正しく学ぶことでみんなが楽になれるのでは?

そう思ったのが、今回の市民公開講座を受講しようと思った理由のひとつです。

そして、実際に受講してみて思ったのは、認知症の家族を持つ方すべての人がユマニチュードを知っておいたほうがよいということです。

以下、参考になりそうな記事や動画をいくつか掲載しておきますので、よかったらご覧ください。

150の技術から成る認知症ケア「ユマニチュード」
考案者イヴ・ジネスト氏が東大の公開授業で解説

 

ユマニチュードをより深く知るために

ここからは、ユマニチュードをより深く知るために、信頼できる情報源をいくつか紹介します。

ユマニチュードについてネットで検索すると、さまざまなサイトや記事を見つけることができますが、その中でも信頼性が高く定期的にチェックしておきたいのが「ジネスト・マレスコッティ研究所 日本支部(Instituts Gineste-Marescotti,Japon)」のサイトです。

 

ジネスト・マレスコッティ研究所 日本支部

(画像出典:ジネスト・マレスコッティ研究所 日本支部

「ジネスト・マレスコッティ研究所 日本支部」は、日本にユマニチュードを広めるキッカケを作った第一人者、国立病院機構東京医療センター総合内科の本田美和子さんが代表を務める団体です。

 

ユマニチュードを書籍で学ぶ

家族のためのユマニチュード: “その人らしさ

家族のためのユマニチュード: “その人らしさ

イヴ ジネスト, ロゼット マレスコッティ, 本田 美和子
1,760円(12/14 13:59時点)
発売日: 2018/08/24
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ユマニチュードの創始者、Yves Gineste (イヴ・ジネスト)とRosette Marescotti (ロゼット・マレスコッティ)による最新刊。ジネスト・マレスコッティ研究所日本支部代表の本田美和子氏が翻訳。

 

ユマニチュードをDVDで学ぶ

このDVDでは、介護を拒む、同じことを何度も尋ねる、突然大声をあげる、攻撃的になる、食事をとらなくなった、徘徊するなど「認知症の症状」とされる多くの問題について、ユマニチュードによる解決法が紹介されています。

 

ユマニチュードをセミナーや講座で学ぶ

今回、私が受講した市民公開講座もそうでしたが、現在、ユマニチュードに関する講座を株式会社エクサウィザーズが全国で展開しています。

開催予定や申込み方法については「ユマニチュード®研修案内」というサイトに掲載されていますので、興味がある方はチェックしてみてください。

 

まとめ

今回、福岡市と株式会社エクサウィザーズによって開催された「ユマニチュード®市民公開講座」に参加して感じたのは、認知症の方を家族に持つ方は、認知症に関する正しい知識を身につけるべきだということです。

もう少し大きな話をするのであれば、これから日本はどんどん高齢化が進むので、それに伴い認知症の方も増えてくるでしょう。

実際、2040年には認知症患者数が953万人となることを予測している論文も出ています。

調べてみると2040年には日本の総人口が1億1000万人を下回ると予測されていますので、認知症患者数が増加傾向にあることを考えると、あと20数年すれば「10人に1人が認知症」ということになるのかもしれません。

そうなると、認知症の方を家族に持つ人だけでなく、日本国民全員が認知症に対する正しい知識を身につけなければいけない時代が、すぐそこまで来ているような気もします。

私は医師でも介護事業者でもないので、あまり偉そうなことは言えませんが、認知症患者を家族に持つ身として、今回書いた記事が何かのキッカケにでもなれば嬉しい限りです。

ご精読ありがとうございました。

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